日本古来の「ベスト」を現代に。
蔵人の「袖無羽織(そでなしばおり)」を
ご紹介します
古来「羽織る」という行為は、単に防寒の用途だけでなく「威儀を正す」意味合いも備えています。
また戦場では、張り詰めた場での究極のお洒落として「威を張る」ことも志向されていました。
主に庶民の間での部屋着・防寒着として興り、武士の勇壮な「陣羽織」とはまた異なる進化を遂げた「袖無羽織」。
江戸の太平の世での熟成を経て、利便性だけでなく「威儀を正す」格調の高さも具え、広く親しまれてきました。
蔵人の「袖無羽織」は、そんな歴史を踏まえ、軽快に、かつお洒落に羽織っていただける「日本のベスト」を志向しています。
脇襠や衿の形・胸元の装飾など、自由に組み合わせてお作りいたします。
「醒無衣」との組み合わせはもちろん、少し本格的な「半腰・軽衫」や、Tシャツなどのラフなスタイルに至るまで。ぜひ、様々なコーディネートをお楽しみ下さいませ。
(写真の作成例: 綿「和布/黒」使用・脇は共布で紐組)
首元で衿を折って羽織る 伝統的なスタイル
<作成例> 近江本麻/茶」生地使用・組紐襠・後スリット入り
共布で組んだ網目の透かし入り
<作成例> 綿 「和布/黒」使用
丸みを帯びた上衿と極細の下衿の組み合わせ
<作成例>綿「和布/黒」使用
(※当店綿生地使用・定番サイズ・仕様(細衿・平襠)
でお作りした場合の価格となります)